失敗しない履歴書の書き方
採用担当者の気持ちになって履歴書を書こう
履歴書とは、一言で表すと「人生の足跡」です。
目的とする暇で楽な仕事へ転職・再就職に失敗しないためには、失敗しない履歴書の書き方をマスターする必要があります。そのために重要なのが、採用担当者目線になって履歴書を作成することが重要です。
ここでは採用担当者が、履歴書をどのように見ているのかを詳しくご紹介させていただきます。ぜひ参考して履歴書の書き方をマスターしてください!
※自分のことしか考えていない履歴賞を作成してしまうと、「選ばれたい=好かれたい=自分のことしか考えていない」履歴書になってしまいがちです。
採用担当者目線で作成された履歴書を作成することができれば、「人が人を選ぶとき、何を基準に選ぶのだろう?私が人を選ぶとき、こういう基準で分けているな」ということを考えながら履歴書を作成することができるため、採用担当者の目を引く履歴書を作成することができますよ。
採用担当者は履歴書をどう見ているの?
写真は、第一印象や仕事への意欲、やる気を見ています。採用担当者の中には、「写真がダメな人は面接してもやはりダメ」だと言い切る人もいるため特に気をつかいましょう。注意すべき点は、汚れた髪や傾いた頭、人相の悪い表情、だらしない服装、覇気のない姿勢です。(スピード写真ではなく、写真店でスーツ等の「ふさわしい」服装をして撮影した写真を利用するようにしましょう。)
また、履歴書の内容については誤字脱字がなく、丁寧に欠かれているかをチェックしています。雑に履歴書が書かれている場合、どうしても仕事も雑なのでないかと勘ぐられてしまう原因になってしまうため注意しましょう。
学歴欄や職歴欄は、仕事に対する適性や定着率、職務能力、発揮できる能力などを把握しています。自社に対して適している人材か否かを判断する重要な事項なので、アピールできるように書いていきましょう。
保有している資格欄は、職務能力や志向を把握しています。希望とする暇で楽な仕事に関連する資格を記載していればより有利になるのは間違いないため、積極的に習得されることをおすすめします。
志望動機欄では、発揮できる能力の強みや自社に対する思い、熱意を見ています。今までの能力や実績を勘案して、自社でも活躍できる人材であるかを見極めているのです。
参考:あなたの知らない「職歴なし」の疑問点!Q&Aでわかりやすくご紹介
失敗しない履歴書の書き方をマスターしよう
手書きの履歴書を好む採用担当者が多いため、なるべく手書きの履歴書作成を心がけていきましょう。また、履歴書の氏名の上にフリガナを書きますが、「フリガナ」であればカタカナを、「ふりがな」であればひらがなを書くようにしましょう。
住所欄も、県名などを省略せず、綺麗な字で見やすく書くようにしましょう。携帯電話やメールアドレスも連絡時に使う重要なツールなので、忘れずに記載しておきましょう。
学歴欄は、小学校は必要ないため記載する必要はありません。最終学歴のひとつ前から記載すればよいでしょう。入学と卒業の位置を揃えたり、高校と略さずに高等学校と書いたりするなど細かい点にも配慮をすると心象がよくなります。大学などを中退した場合は、中退した理由も簡潔に書いておくと面接時に突っ込まれることはないでしょう。
職歴欄は、以前の会社の正式名称を書くように心がけましょう。また、会社名と在職期間のみ記載して「詳細は、別途職務経歴書に記載してあります。」としておくことでも構いません。
職歴欄の退職理由は、採用担当者に突っ込まれる可能性が非常に高いところです。そのため、前向きな理由を考えておきましょう。業績不振により会社都合で仕事を辞めた場合は、「業績不振により会社都合により退職」と記載しておきましょう。
志望動機欄は、最もあなたのやる気をアピールできる部分です。そのためどの暇で楽な仕事でも当てはまるような内容ではなく、応募した暇で楽な仕事へ入社したいと思った具体的な内容や前職、前前職の経験をどう活かすことができるのかなど具体的な内容を記入しましょう。
また、資格欄はなるべく応募したい暇で楽な仕事に類似する資格を記載します。関連のない資格を書きすぎると資格マニアと疑われてしまいかねませんので注意しましょう。
※志望動機欄は、一番重要です。望ましい志望動機は、応募企業が、「どのような人材を欲しているのか」を理解したうえで書かれている志望動機です。
そのため応募企業だからこそ入社したい理由を具体的に記載しましょう。
履歴書作成時の注意点
・何枚も履歴書を書くのが面倒くさいため、コピーの履歴書を作成して郵送する。
・スナップ写真を切り取って履歴書に貼る。
・年代の記載が西暦と和暦が混在していて見にくい履歴書。
・不採用企業から返却された履歴書の再利用。
・履歴書と職務経歴書の「志望動機」が全く一致していない。
・小さい文字でびっしりと書かれていて読みづらすぎる履歴書。
・相手が知らない用語が多用されている履歴書。
・守秘義務に違反している履歴書。
・誤字・脱字だらけの履歴書。
・字が汚すぎて見にくい履歴書。
・履歴書を何箇所も修正液で直している履歴書。
・経歴詐称や履歴詐称をしている履歴書。
・「空白」や「特になし」だらけの履歴書。
・添え状や職務経歴書との重複部分が多すぎる履歴書。
・マイナス思考で書かれている履歴書。
・志望動機が短すぎる履歴書。志望動機は、必ず履歴書内でチェックされる項目にも関わらず、2~3行で終わっている人も大勢います。これではやる気を示すことができません。最低でも志望動機は、5~6行は埋めるようにしましょう。
・句読点が少なすぎる履歴書。志望動機など採用担当者に最後まで読んでもらうためには、「読みやすさ」が一番大切です。履歴書の中には、3~5行の長文でも句読点が一度もないという履歴書があります。あまりにも句読点がない場合、精神疾患を疑われますので十分に注意してください。
・会社に莫大な損害を与えて会社都合で解雇されているのにも関わらず、自己都合で退職と記載している履歴書。
・志望動機があまりにも正直すぎる履歴書。転職・再就職の際は、これまでの職場の悪口や批判が厳禁です。以前勤めていた会社がブラック企業などであっても、オブラートに包んだ表現や翻訳して書くようにして正直すぎる表現は控えることが大切です。
このような履歴書を作成してしまうと、採用担当者は即不採用にします。十分に注意しましょう!
※万が一、履歴書を誤って記載してしまった場合は、気がついたらすぐに採用担当者に連絡を取って誤ったしまったことを謝り、指示を仰ぎましょう。
社会保険の履歴を調べることによって、入社年月日などの経歴詐称はすぐにバレてしまいます。
かなり昔の経歴や履歴、学歴は記憶が定かでないこともあり誤ったことを記載してしまいがちです。採用担当者の心象を悪くしないためにも、十分に確認してできる限りミスを減らすようにしていきましょう。
最低限のマナーはどこまで?送付状の書き方の注意点を把握しておこう
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
1位 リクナビNEXT
- リクルートが運営しており転職者の80%が利用する怪物サイト
( 10 / 10点満点中 ) |
会員数 | 670万人 | 週更新 | 1,900件以上 |
---|---|---|---|
対応エリア | 全国 | サービス | スカウト等 |
会員の2人に1人が利用しているスカウトサービスも大きな魅力!プライベートオファー機能へ経歴を登録しておけば、目的の会社や提携エージェントから個別オファーを受け取れます。
2位 はたらいく
- リクルートが運営する『地域密着をテーマとした転職サイト!』
( 8 / 10点満点中 ) |
会員数 | - | 週更新 | 700件以上 |
---|---|---|---|
対応エリア | 全国 | サポート | スカウト等 |
3位 JAIC
- 既卒、第二新卒、大学中退、フリーター、ニートの強い味方!
( 10 / 10点満点中 ) |
会員数 | 7万人 | 求人件数 | 60,000件 |
---|---|---|---|
対応エリア | 全国 | サービス | 高い内定率 |
転職エージェント
1位 リクルートエージェント
- 転職成功実績 業界No1!累計約35万人以上の転職実績!!
(10 / 10点満点中) |
会員数 | 45万人 | 求人件数 | 170,000件 |
---|---|---|---|
対応エリア | 全国 | 特徴 | ダントツNo1 |
2位 パソナキャリア
- パソナキャリア経由で転職した方の67.2%以上が年収アップ
( 9 / 10点満点中 ) |
会員数 | 25万人 | 求人件数 | 25,000件 |
---|---|---|---|
対応エリア | 全国 | 特徴 | 非公開求人 |